日本一周自転車旅87日目7月20日(月)【常呂・呼人浦】湧別→網走

4:00 起床
ライダーさんを起こさないように静かに調理場の方に移動し、ほうじ茶を飲んで目を覚ます。
ブログ更新をしながら朝食の準備。なんとここには自由に使える炊飯器がある。せっかくなので使ってみた。やっぱり炊飯器はえらいね。ほっとくだけでちゃんと炊ける。(笑)
ずっと荷物になっていて邪魔だった(笑)さんまのかばやき缶詰で朝食。昔はこの缶詰がキャンプの定番だったけどすっかり高くなってしまって食べなくなっていた。久しぶりに食べて「やっぱりうまい!」
オニオンスープはコンソメじゃなくて味噌汁にすれば良かったなぁ。

8:00 出発前に旧駅舎の資料館を見せてもらう。
昭和62年3月に廃線となった当時のものが保存されている。
「福島」という駅があったことにびっくり。聞くと戦後に福島からの開拓団が拓いた地区だそうだ。
時刻表や運賃表が昔のまま掲げられていて往時の様子がうかがわれた。

いろいろ教えてくれた資料館の石渡さん。そう言えば子供の頃同級生に石渡君っていたなぁ・・・

8:40 出発
すぐに佐呂間町との境を通過。
カントリーサインは・・・かぼちゃ・・・なのか?サロマはてっきりホタテがシンボルかと思っていた。
湧別の「ここまで」というサインははじめて見たかも。

曇り空のサロマ湖。
琵琶湖なんかは山に囲まれているから対岸の距離感がつけやすいけど、サロマ湖は海面すれすれの砂州しかないから、海との境目がほとんどわからない。

9:20 道の駅サロマ湖
まだ1時間も走ってないけどちょっと立ち寄って休憩。

飲食コーナーでは「メガ盛りチャレンジ」をやっているみたい。
写真だけの見た感じだけだと食べられそうな量だけど・・・(笑)

しばらく走っていたら道路上に虫発見!車道方向にのそのそ歩いていて轢かれそうだったのですぐに救出。
ミヤマクワガタのメスだね。大きくて立派。まだオスは見かけて無いなぁ。

霧が出てきて、体中しっとり。ナメクジになった気分。

10:15 北見市に入る。君は玉ねぎだね。ラグビーが盛んなのかな。
その下にある常呂のサイン。北見市に合併する前のカントリーサインかな。ここがホタテをサインにしていたんだな。

そして大きなホタテの貝殻の堆積場。これが未来の貝塚になるのか?

岐阜という地名もあった。

常呂という町は今はカーリング、ロコソラーレの本拠地として全国区の地名だけど、僕にとっては42年前から思い出深い場所だ。

11:00 常呂のセイコーマートで休憩、昼食にカップ麺を食べていたら外国人のサイクリストに遭遇。話は聞けなかったけど、自転車がものすごいごつい。ビーチクルーザーのような極太の自転車に超ローレシオのギヤ。見たことのない特徴的なサドル。ハンドル周りのいろんな装備。面白いなぁ。

42年前の北海道一周で、層雲峡から走ってきてところに泊まった。テントを張り始めた時腕にチクリと強い痛みを感じた。ハチか?と見てみたら、見たことのない大きな蚊が、体を皮膚に垂直になるほど立てて刺しているではないか!なんじゃこりゃ~!!!
虫好きの僕でも、蚊は絶滅すべきと思ってるほど嫌いだが、この大きな蚊が大群で襲ってきたのだからもうパニック!。大慌てで手を振り体を震わせながらテントを立てて中に逃げ込んだ。今思い出しても鳥肌が立つ。
そんな思い出のあるキャンプ地を探してみたかったのだけど、蚊のことがショックすぎて場所の記憶がほとんどない。かすかに覚えているのは常呂の町の東側の山すそだったこと。
地図で確認するとそのあたりは「常呂遺跡」や「森林公園」のあるあたりだ。
常呂遺跡に行ってみると、縄文からアイヌ期にかけての遺跡の発掘・復元施設になっていたけど、当然42年前にこんなものは無かったはずだ。
もう一方の森林公園は、結構高いところにありだいぶ坂を登らなければならないうえに、特徴的な開拓100年記念塔がたっている。そのような坂を登ったことも、塔も記憶がないので、おそらくここではない。

常呂遺跡付近からオホーツク海を望む景色は、どこか見たことのある気がする。もしかしたらこのあたりだったのかも・・・

さて、走りを再開。天気はあまりよくない。自転車で走るには暑くもなく日焼けもせず都合が良いのだけど、景色は台無し。周囲には、麦畑、ジャガイモ畑などが広がる。

12:15 網走市に入る。流氷とアイヌの木彫り人形。

そのすぐそばにサイクリングロードがあることに気がついた。能取湖の湖岸沿いに網走市街地まで通っているようだ。

このサイクリングロード、この路線といいコースの様子といい、お気づきかもしれないが、これは鉄道の廃線跡だ。旧国鉄湧網線の線路の跡地。大きなアップダウンも無く交差する道路も少ないのでサイクリングロードに最適だ。ただあまり管理はよろしくなく、落ち葉や枯れ枝が散乱していて、パンクしそうで安心して走れない。

途中の卯原内ではSLが保存展示してあった。
興部、湧別などこのあたりにはこのような鉄道の名残の施設が多い。当時の地域の鉄道に対する愛が感じられる。

13:20 能取湖のサンゴ草群生地。秋になるとサンゴ草が紅葉して一面が真っ赤になる映えスポットだ。
ここは以前家族でドライブに来たことがある。ちょうど秋で赤く色づいたサンゴ草を見ることができた。

13:40 左側に見えていた能取湖から変わり、右手に網走湖が見えてきた。

14:20 網走市街地に到着。とりあえず網走刑務所に(笑)
入退所する受刑者も職員・その家族もこの橋を渡るたびに網走川に自分の身を映し襟を正す、という逸話の「鏡橋」。

42年前に来たときはまだここにあの放射状官房があった。門の前には観光客もたくさんいたけど、今は博物館の方に位置されて観光客もほとんどそっちに行くので、ここはとても静かだ。

網走市内を買い物しながらぶらぶら。
お米はもう2kg入りを覚悟して買っている。要は早く食べて軽くしてしまえばいいのだ。一食約1.5合で230gくらいだからすぐ軽くなる(笑)

16:30 少し道を戻って網走市の北側にある「呼人浦キャンプ場」に到着。
ここも以前家族でドライブしたときにキャンプした場所で、その時非常に気にっていつか自転車できたらまたここに来たいと思ってた場所だ。
あの時は秋で他にキャンプする人も数組しかいなくて静かだったけど、今日はもう夏休み期間にも入ってたくさんのライダーさんやファミリーがテントを並べにぎやか。

このキャンプ場の端の方に網走湖に流れ込む小さな水路のような川がある。以前、秋に来たときここに遡上してきた数十匹の鮭が集まっていた。こんな小さな水路になぜ?と思って見ていたのだけど、その謎はこの上流にあった。ここには鮭の放流稚魚の人工孵化場があったのだ。
普通は稚魚は各地の河川に放流され、大きくなった鮭はその川に戻ってくるが、この集まっている鮭たちはおそらくこの孵化場から逃げ出した稚魚が海で大きくなって自分の生まれた場所と思って戻ってきたものだ。そこには産卵できる川など無いのに。鮭たちを見つめながらそう思うととても切なくなった。そんな思い出もある場所だ。

そんなセンチな感情も思い出しつつ飯を食う。
今日の夕食はセイコーマートのラム肉ジンギスカン。ちょうどいいカット野菜がなかったのでモヤシのみ。

天気予報によると明日は晴れる。
知床方面に向かってウトロあたりまで走ろうかと思ってる。

ゆるゆるのろのろ。

本日の走行距離: 77km
本日までの総走行距離: 6790km
宿泊地:網走市・呼人浦キャンプ場
起床:4:00
就寝:20:30
天候:曇り
主な食事:1.5合飯+さんまのかば焼き、セコマカップ麺エビ塩、レーズンバターロール3、1.5合飯+セコマラム肉ジンギスカン+もやし

コメント

  1. まえはら@福岡 より:

    おおぅっ
    早速の新機能(写真クリック拡大)が実装されていて快適です!ありがとう!
    (欲を言えば、もう一段階拡大ができるはずなのだけど、今は言わないでおこう笑)

    網走は今年は2月に流氷を見に、、、違った、学会があって行ったばかりで懐かしいです。
    駅弁のかにめしがおいしかったです。

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